DMJ No. 50021101
学名/和名
(MJ No.)
Sorolopha plinthograpta (Meyrick, 1931) タブノヒメハマキ, Cat.0252
標本画像
生態画像
同定

開張17-19mm. 図示したように色彩に濃淡がみられる.

分布 本州(紀伊半島南部, 若狭湾冠島), 四国, 九州, 対馬, 八丈島, 屋久島, 奄美大島, 台湾にかけて分布する暖地性種.
発生期 成虫は本州では6月から10月に出現するが, 屋久島では3月にもとれている.
食樹・幼生期 幼虫はタブノキ,ヤブニッケイ, クス等の新梢葉をつづり食害するという.
幼虫画像
Sorolopha 属はアジア南部に分布し, 20種が知られている. Eudemis 属とはより単純なsterigma, 小さなsignum (1本の角状か2個の丸いパッチ状), 刺群を有する複雑なvalvaの形状から区別される. 次属とはより細い valva, sociusの先端に長い突起を欠くことなどから区分されている.